ハイパワー超音波噴霧器
提供の一時停止について

平素より、弊社製品につきまして格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

新型コロナウイルス蔓延に伴い、殺菌効果が期待できる事から、各社より数多くの「次亜塩素酸水溶液」関連製品が販売されています(2020年5月時点)。弊社でも「キエルキン(次亜塩素酸水溶液・希釈率50ppm以下)」を空間噴霧する「ハイパワー超音波噴霧器」の取り扱いを発表させて頂きました。

キエルキンについて

弊社ではキエルキンをお客様にご紹介するにあたり、その安全性、除菌力などを明確にする為、配給元である株式会社ラジカルラボ.九州 様より、第三者機関による検証報告を受けております。( 第三者機関の報告書に関してはこちらをご参照ください。)また同社は過去9年に及ぶ、幼稚園、ホテル、病院、介護施設への導入事例もあり、弊社としましては、キエルキンを正当に評価しております。

社会的な傾向について

新型コロナウイルス(COVID-19)蔓延に伴い、アルコール除菌液の供給不足が発生し、代替品の候補として「次亜塩素酸水溶液」が脚光を浴びました。それに伴い、一部の悪質な販売業者による誇大広告がインターネット上で散見するようになりました。また専門知識を持たない業者や個人による、誤った製造方法や、高濃度での利用など、社会的に大きな混乱と誤解が生じています。

現在、マスメディア各社がこれらの注意喚起を行なっています。また、製品評価技術基盤機構(NITE)による新型コロナウイルスへの消毒目的としての「次亜塩素酸水溶液」の中間結果報告として「同ウイルスへの有効性は判断できない」との旨も報道されました。これを受けて世論としては、急速に「次亜塩素酸水溶液」について慎重になりつつあります。(2020年6月2日現在)

弊社の判断について

株式会社BRVOでは、私たちが持つ空気膜構造物の技術を使って、新型コロナウイルス対策として社会のお役に立ちたい、安心できる生活を取り戻したい気持ちから「クリアーガード」を製造しました。このウイルス蔓延の大きな問題点の一つは「不安感」です。このような状況の中、さらに皆様が、次亜塩素酸水溶液に対しても「不安」を感じてしまえば、弊社の目的として本末転倒となってしまいます。

よって誠に残念ながら、上記のような社会的傾向を配慮し、当面の間、ハイパワー超音波噴霧器の販売を一時停止することに致しました。(次亜塩素酸水溶液の空間噴霧を目的としない他の製品、および、空間噴霧を目的としないキエルキン自体の販売は継続します。)

お客様が安心してお使いになれるよう、公的に「次亜塩素酸水溶液」の有効性・安全性(噴霧方式を含む)が認められ、厚生労働省による、製造方法や使用上のガイドラインが制定されましたら、それを基に改めて販売させて頂きます。(2020年6月4日削除)

2020年6月4日、製品評価技術基盤機構(NITE)の発表があり、ハイパワー超音波噴霧器の再販については、キエルキン配給元の株式会社ラジカルラボ 様と協議し、決めさせていただきます。こちらをご参照ください。(2020年6月4日追加)

新型コロナウイルス(COVID-19)につきましては、ワクチンが開発段階にあり、完全な感染は収束したとは言えません。国や社会、企業、そして個人が急速な対応を迫られている中、努力と共に、様々な社会的混乱が生じています。弊社もこの状況に対処し、より良い製品を産み出し、皆様のお役に立てるよう精進して参ります。

今後ともご理解の程、よろしくお願い申し上げます。

2020年06月02日

2020年06月04日改定

株式会社BRAVO 広報部
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