万が一の不測の事態が発生した場合、慌てずに対処できるように、危機管理の対処方法をスタッフ間で共有し、定期的に訓練する事が大切です。
涼しい場所に移動させ、水分補給と十分な休息を取らせてあげてください。
救護場所にて、傷口の消毒と手当てを行ってください。
激しい打撲や脱臼、肉離れ、意識不明など、明らかに症状が重い場合は、119番に電話して指示に従ってください。
119番に電話して指示を仰いでください。日頃から胸骨圧迫や人工呼吸、AEDの使用方法を覚えておいてください。
台風発生時、もっとも重要なのは台風が日本近海に接近する前にウォーターパークの撤去作業を行う事です。波、うねり、風が強くなってからの撤去作業は困難で危険です。できるだけ早い段階に撤収する事を心掛けてください。
海から撤去する際に付属の金具とジョイントバンジー類などは遊具から外さないでください。外してしまうと、紛失してしまい、再設置できなくなる可能性がありますのでご注意ください。
撤収した遊具は屋根のある場所（雨風の当たらない場所）に保管してください。やむをえず屋外でしか保管できない場合、必ず遊具本体の空気を抜き、重ね合わせ、上からネットを被せて、重り（土嚢など）で飛散防止を行なってください。
台風時に海岸付近に保管すると、波にさらわれて流されてしまう恐れがあります。紛失してしまうので、できるだけ海岸から離れた場所で保管してください。
過去に空気を抜いた後、バルブの蓋を開けっぱなしにして、遊具内部に大量の水泥が入り、大変なことになった事例があります。空気の注入・排出時以外はバルブの蓋は必ず閉めた状態にしてください。
遊具を使用中に空気漏れを発見した場合は、サービス提供を一時停止し、その遊具を切り離して速やかに陸上げしてください。
空気漏れを起こしている破損箇所を特定してください。小さな破けの場合は「BRAVO!メンテナンススタンダードキット」で修繕できます。生地が大きく裂けている場合や、エアバルブ、フック部分が破損した場合は、弊社までご連絡ください。
修繕・乾燥後はスタッフが遊具の安全性や空気漏れの有無を確認してください。
安全確認が取れたら、再開します。
海上保安庁の緊急通報用電話番号118番に連絡してください。
スタッフと参加者全員に伝わるように、拡声器やスピーカーを使ってアナウンスしてください。また、緊急避難先までの誘導はスタッフが行ってください。緊急避難場所は、その地域の自治体が指定している場所なので、事前に把握しておいてください。